展示会ブースの費用はどのくらいかかる?コスト抑える方法もご紹介

展示会ブースの出展には、さまざまな費用がかかります。
出展料や設営費から、装飾費、スタッフの人件費まで、総費用は予想以上に高額になることも少なくありません。
一方で、コストを抑えすぎると展示効果が損なわれ、本来の目的が達成できなくなる可能性もあります。
そのため、適切な予算配分と効果的なコスト管理が、展示会成功の重要なポイントとなります。
本記事では、展示会ブースにかかる費用の内訳や相場を詳しく解説します。
また、費用を抑えるための具体的な方法や、成功するブース作りのポイントもご紹介します。

展示会ブース費用の内訳と項目

展示会ブースデザインとは、展示会において企業の商品やサービスを効果的に演出し、来場者に対して最大限の訴求効果を生み出すための空間デザインを指します。
展示会ブースのデザインは、出展目的の設定から始まります。
出展では商品の展示準備やパンフレットの発注など、さまざまな業務を同時に進行する必要があるため、ブースのデザインや設計・施工は専門の業者に依頼することが一般的です。
展示会ブースデザインで意識すべき基本的なポイントは以下の4つです。

  • ・ブースの位置:人通りの多い場所や広い通路に面した場所が望ましい
  • ・ブースの形状:開放感のあるレイアウトで来場者が入りやすい設計
  • ・ブースのイメージ:企業やブランドのカラーを基調とした統一感のある装飾
  • ・ブースのレイアウト:目的に合わせた効果的な空間構成

これらの要素を適切に組み合わせることで、来場者の興味を引き、立ち寄ってもらえるブースを実現できます。
また、展示会ブースデザインでは、企業や製品、サービスの印象付けも重要な要素となります。
企業のコーポレートカラーやブランドカラーを活かした配色、出展コンセプトに沿った装飾など、一貫性のあるデザインを心がける必要があります。
さらに、展示される製品やサービスをわかりやすく、魅力的に伝えるための工夫も必要です。
製品を単に並べて設置するだけでなく、キャッチコピーや利用シーンの演出を組み合わせることで、より効果的な訴求が可能になります。

デザイン・装飾費

展示会ブースのデザインや装飾は、来場者への第一印象を決める重要な要素です。
装飾にかける費用は1小間あたり20万円から100万円が一般的な相場となっています。
具体的な装飾費用は、以下のような予算別の選択肢があります。

  • ・50万円の場合:基本的なシステム資材に43インチモニター2台とパネル3枚程度の設置が可能です。
  • ・70万円の場合:トラス(展示用フレーム材)による装飾的な柱の設置や、意匠照明の設置、ブース角への大型モニター設置などが実現できます。
  • ・90万円の場合:フェイクグリーンや立体的な看板サイン、または大型モニター3台を使用した本格的な演出が可能になります。

装飾費用を決める際は、高価なデジタルサイネージから簡単なパネルまで、目的に応じて選択肢を検討できます。
照明や音響機器を活用すれば、より印象的なブース作りが可能です。
ただし、装飾に手をかけすぎると費用は膨らみます。
一方で、費用を抑えすぎるとブースが閑散として見え、集客効果が望めません。
そのため、自社の予算と目的に合わせて、適切な装飾レベルを選ぶことが重要です。
なお、機材類はレンタルを活用することで、費用を抑えることも可能です。
装飾を専門業者に依頼するか、自社で制作するかの選択も、予算に大きく影響します。

設営・撤去費

展示会ブースの設営・撤去費用は、ブースの規模や仕様によって大きく変動します。
一般的な相場は30万円から100万円程度となっています。
設営・撤去費用は、主に以下の項目で構成されています。

  • ・床工事:7万円前後
  • ・システム工事:15万円前後
  • ・電気工事:17万円前後
  • ・管理費:14万円前後

これらの費用には、壁面や床面の工事、照明やコンセントなどの電気工事費が含まれます。
また、事前に制作したパネルやサイン、装飾物の搬入費用も必要です。
費用を抑えたい場合は、パッケージブースの利用を検討できます。
パッケージブースとは、ブースに必要な基本的な設備が一通りセットになった商品です。
費用面では抑えられますが、他の出展ブースと似たデザインになりやすく、独自性を出しにくいというデメリットがあります。
なお、工事の規模は展示会ブースのサイズによって変わります。
そのため、ブースの設営・撤去費用は出展料と同程度の予算を見込んでおく必要があります。
場合によっては、出展料よりも高額になることもあるため、事前の見積もり確認が重要です。
イベント会社によっては、設営・撤去費用を装飾費用とセットにした料金プランを提供している場合もあります。
複数の見積もりを比較検討することで、適切な予算配分が可能になります。

スタッフの人件費

展示会ブースの運営には、適切な人員配置が不可欠です。
人件費の算出には、展示会当日の運営担当者だけでなく、さまざまな費用が含まれます。
具体的な人件費の内訳は以下の通りです。

  • ・ブース運営スタッフの人件費
  • ・スタッフ用マニュアルの作成費
  • ・スタッフのユニフォーム制作費
  • ・スタッフの昼食代

とくにスタッフのユニフォームは、来場者からすぐに自社スタッフと分かるように統一しておくことが重要です。
企業のシンボルカラーや商品の訴求カラーをベースにしたユニフォームを用意することで、ブース全体の一体感を演出できます。

物流や輸送費用

資材や展示物の配送料は、その内容や量に応じて変動しますが、最低でも20万円程度の予算確保が必要です。
展示会の設営を自社で担当する際は、以下の費用を見込んでおく必要があります。

  • ・展示物の運搬費
  • ・備品の搬入出費
  • ・資材の保管費用

展示会場での搬入出をスムーズに行うために、ヤマトグループの「JITBOXチャーター便」のような、出展者のブース位置まで配送してくれるサービスの利用も検討できます。

交通費や宿泊費

展示会場までの交通費や、スタッフの宿泊費も重要な費用項目です。
これらの費用は、開催地や会場アクセスの状況によって金額が変わります。
以下のような要素が費用に影響します。

  • ・展示会場までの移動手段
  • ・スタッフの人数
  • ・宿泊施設のグレード
  • ・展示会の開催期間

なお、交通費、宿泊費、人件費、物流費用を含むその他経費は、展示会出展の総費用の10~20%程度を占めるのが一般的です。
そのため、予算計画の段階で、これらの費用も含めた総合的な見積もりを立てることが重要です。

出展費用

展示会の出展費用は、主催者や規模によって異なります。
展示スペースは「小間(こま)」という単位で、一般的な1小間は3m×3mです。
主催団体によって、出展料金は次のように設定されています。

  • ・RX Japan株式会社主催展示会:1小間 90万円~
  • ・その他主催展示会:1小間 30万円~

小間数が増えると、それに応じて費用も上がります。

集客費用

展示会での集客を効果的に行うためには、事前の告知活動が重要です。
集客にかかる費用は、一般的に10万円から50万円程度を見込む必要があります。
主な集客費用の内訳は以下の通りです。

  • ・展示会専用Webサイトの制作:30万円~60万円
  • ・案内状の制作・印刷:3万円~15万円(※別途郵送費が必要)
  • ・当日の運営委託費:5万円~
  • ・ノベルティ制作費
  • ・配布スタッフの人件費

展示会への集客方法は、大きく分けて事前告知と当日の集客に分類されます。
事前告知では、自社ホームページでの告知やチラシ、招待状の送付が一般的です。
とくに重要な見込み顧客には、案内状を送付して招待形式をとることで、来場を促すことができます。
スペシャルサイトを制作する場合は、展示内容や出展時間などの基本情報を常時掲載できるメリットがあります。
また、自社の公式SNSと連携させることで、相乗効果も期待できます。
当日の集客では、チラシを配布するスタッフやノベルティの準備が必要です。
ノベルティは来場者の記憶に残る重要なアイテムとなるため、自社の事業内容に合わせた選定が重要です。
なお、メールでの告知は比較的低コストで実施できますが、重要な顧客には案内状などでしっかりとアプローチすることをお勧めします。
インターネットとリアルな告知を組み合わせることで、より効果的な集客が可能になります。

【規模別】展示会ブース費用の相場

展示会ブースの費用は、規模や主催者によって大きく異なります。
ここでは、小規模から大規模までの費用相場を詳しく解説します。

小規模(3m×3m)

初出展や特定商品のPRに適した小規模ブースの費用相場は以下の通りです。

  • ・総費用目安:80万円~120万円 - 出展料:30万円~45万円 - ブース設営・装飾費:50万円~75万円

中規模(6m×6m)

商品展示と商談スペースを十分に確保できる中規模ブースの費用相場です。

  • ・総費用目安:180万円~300万円 - 出展料:120万円~180万円 - ブース設営・装飾費:60万円~120万円

大規模(10m×10m)

企業の総合力をアピールできる大規模ブースの費用相場です。

  • ・総費用目安:300万円~500万円 - 出展料:180万円~270万円 - ブース設営・装飾費:120万円~230万円

なお、これらの費用は一般的な相場であり、展示会の規模や場所、時期によって変動することがあります。

費用を抑えるために考えたい4つのポイント

展示会への出展は、適切な目標設定から始まります。
費用対効果を最大化するためには、しっかりとした計画が欠かせません。

目標の設定

展示会出展の費用を適切にコントロールするためには、まず明確な目標設定が重要です。
目標が曖昧なままでは、必要以上の出費を招く可能性があります。
展示会出展の主な目的として以下のようなものがあります。

  • ・製品やサービスのプロモーション
  • ・新規顧客の獲得
  • ・既存顧客との関係強化
  • ・市場での認知度向上

目標に合わせて展示会を選ぶことで、効果的な予算配分が可能になります。
例えば、特定の業界向けの製品PRが目的であれば、大規模な総合展示会である必要はありません。
また、展示会の趣旨や来場者の特性を十分に理解することも重要です。
自社のターゲット層が多く集まる展示会を選ぶことで、無駄な出展費用を抑えることができます。
目標設定は、その後のブース設計やスタッフの配置にも影響します。
明確な目標があれば、本当に必要な設備や人員を見極めることができ、結果として費用の最適化につながります。

予算内の設定

展示会出展の予算は、出展料、ブース設営費、装飾費、集客費、その他経費の5つの要素で構成されます。
適切な予算配分の検討が、成功への第一歩となります。
予算を効率的に管理するためには、以下のポイントに注意が必要です。

  • ・出展料は固定費のため、削減が難しい項目です。
  • ・ブース設営と装飾費用は、ある程度のコントロールが可能です。
  • ・集客費用は目的に応じて優先順位をつけることができます。
  • ・その他経費は細かく見直すことで削減できる可能性があります。

ただし、コスト削減を意識しすぎると、ブースの装飾面で妥協が必要になり、期待する成果が得られない可能性があります。
必要のない費用の削減や無駄な出費を防ぐために、事前に詳細な予算計画を立てましょう。
各項目の優先順位を明確にし、限られた予算の中で最適な配分を検討することが重要です。

費用対効果を見極める

展示会ブース出展の成果を正確に把握するには、具体的な数値指標を用いた効果測定が重要です。
適切な測定方法を用いることで、投資に見合った成果が得られているかを判断できます。
効果測定の主な指標は以下の通りです。

  • ・ブース訪問者数
  • ・リード(名刺獲得)数
  • ・商談数
  • ・受注数
  • ・顧客生涯価値(LTV)

とくに重要なのが、ROI(投資利益率)の算出です。
計算式は「ROI(%)=出展で得られた利益÷出展費用×100」で算出できます。
また、展示会に複数回出展することで、以下のような効果も期待できます。

  • ・ブース運営のノウハウ蓄積
  • ・来場者への応対スキルの向上
  • ・効果的な資料配布方法の確立
  • ・商品説明の最適化

なお、展示会商材が長期的な取引を前提とする場合は、獲得したリードの質や予測売上からも投資効果を判断する必要があります。
実際の商談や成約に結びつくまでの期間も考慮に入れた評価が重要です。
費用対効果の分析結果は、次回の出展計画に活かすことで、より効率的な展示会運営が可能になります。

見積もりに含まれていない費用も考えておく

展示会では、見積もりに含まれていない追加費用が発生することがあります。

突発的な変更費用

展示会出展では、事前の見積もりに含まれていない追加費用が発生することがあります。
確実な予算管理のために、以下の費用についても想定しておく必要があります。

  • ・展示レイアウトの急な変更
  • ・照明や電気配線の追加調整
  • ・設営時の予期せぬ工事対応
  • ・当日の緊急的な修正作業

追加設備費用

展示会の準備や当日の運営中に、以下のような追加設備が必要になる場合があります。

  • ・電源や配線の追加工事
  • ・什器や展示台の追加
  • ・照明器具の追加
  • ・音響機器の調整や追加

これらの追加費用に備えるため、基本見積もりとは別に予備費を確保しておくことをお勧めします。
また、事前に施工業者と十分な打ち合わせを行い、想定外の費用発生を最小限に抑えることも重要です。

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費用を抑えるための3つの具体的アイディア

展示会ブースの費用を抑えるためには、具体的な対策が必要です。
ここでは、実践的なアイディアを3つご紹介します。

1. デザインのシンプル化

展示会ブースのデザインをシンプル化することで、費用を抑えることができます。
ただし、コスト削減を意識しすぎると、ブースの魅力が損なわれる可能性があることに注意が必要です。
展示会の主たる目的は、自社の商品・サービスのPRです。
そのため、デザインをシンプルにする場合でも、集客が期待できる魅力的なブースであることが重要です。
特に来場者数の多い展示会では、ブースの見た目は企業イメージに直結します。
手作り感が強すぎたり、競合他社と比べて見劣りするブースでは、ブランドイメージを損なう可能性があります。
そのため、デザインのシンプル化を図る際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • ・商品やサービスの魅力が伝わる最低限の装飾は確保する
  • ・全体的な統一感は保つ
  • ・重要な展示物は専門家に依頼する

コスト削減は重要ですが、展示会出展の目的を達成できないほどの簡素化は避けるべきです。
プロの力を借りながら、効果的なシンプル化を目指しましょう。

2. レンタルの活用

展示会ブースの装飾費用は、1小間あたり20万円から100万円と幅広い相場があります。
この費用を効果的に抑えるために、レンタル品の活用を検討しましょう。
効果的なレンタル活用のポイントは以下の通りです。

  • ・ディスプレイや音響機器などの高額機材
  • ・商談用の机や椅子などの什器類
  • ・照明機器や装飾アイテム

例えば、32型液晶ディスプレイの場合、購入すると2万円以上かかりますが、3日間のレンタルなら6,000円程度で済みます。
また、レンタル品は保管やメンテナンスの手間も不要です。
レンタル活用のメリットは、以下の3点です。

  • ・購入費用と比べて大幅なコスト削減が可能
  • ・保管場所や維持管理費用が不要
  • ・経費として計上できるため、会計処理が容易

ただし、レンタルを活用する場合でも、ブースの見栄えを損なわないよう注意が必要です。
商品を魅力的に見せるための照明や、ブースを盛り上げる音響機器など、集客に直結する装飾については適切な予算配分を心がけましょう。

3. 既存の什器を利用

展示会ブースの費用を抑える効果的な方法として、既存の什器や装飾品を再利用する方法があります。
一度製作したブースの資材を複数回活用することで、長期的なコスト削減が可能になります。
展示会ブースの資材を再利用する際は、以下のポイントに注意が必要です。

  • ・展示会後の資材の保管場所を確保する
  • ・再利用しやすい素材や構造を選ぶ
  • ・解体・組立が容易な設計にする

資材の保管方法には、主に2つの選択肢があります。

  • ・自社で倉庫などの保管場所を確保する
  • ・展示会装飾業者の保管サービスを利用する

展示会装飾業者の中には、「次回以降も出展する」という条件付きで、資機材を預かってくれるところもあります。
この場合、自社での保管場所確保の手間を省くことができます。
また、複数回の出展を通じて、どの展示会が最も効果的だったかのデータも蓄積できます。
この情報は、今後の展示会戦略を立てる上で貴重な参考資料となります。

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成功する展示会ブース作りの4つのポイント

費用対効果の高い展示会出展を実現するためには、適切な準備と計画が重要です。
ここでは、成功のための具体的なポイントをご紹介します。

1. 目的の明確化

展示会出展では、明確な目的設定が重要です。
一般的な出展目的には以下のようなものがあります。

  • ・新規顧客の獲得
  • ・自社製品のPR活動
  • ・既存顧客との関係強化

これらの目的に応じて、ブースのデザインや予算配分を検討しましょう。

2. インパクトのあるデザイン

ブースデザインは企業イメージを左右する重要な要素です。
以下のポイントを意識したデザインを心がけましょう。

  • ・企業ロゴの効果的な配置
  • ・企業カラーの統一的な使用
  • ・展示品が引き立つ装飾

3. 目を引くグラフィック

展示会では視覚的な訴求が重要です。
効果的なグラフィック表現のポイントは以下の通りです。

  • ・分かりやすいキャッチコピー
  • ・商品特徴の視覚化
  • ・統一感のある展示パネル

4. 動線の工夫

来場者が自然に流れていく動線設計が必要です。
以下の点に注意して設計しましょう。

  • ・入口からの視認性確保
  • ・商品説明の順序を考慮した配置
  • ・商談スペースの適切な確保

展示会ブース業者選びのポイント

展示会ブースの成功には、適切な業者選びが重要です。
以下のポイントを押さえて、信頼できる業者を選定しましょう。

  • ・口コミや評判を確認する
  • ・過去の装飾実績を確認する
  • ・納期やアフターサポート体制を確認する
  • ・価格だけでなくサービス内容も重視する
  • ・担当者とのコミュニケーションを重視する

とくに、複数の業者と比較検討することが大切です。
取引先との長期的な関係を構築することで、展示会出展を検討する際に費用面の相談や要望に対して柔軟に対応してもらえる可能性が高まります。
また、事前の打ち合わせでは、自社の要件や目的、予算やデザインの希望などを詳しく伝えましょう。
良好なコミュニケーションを築くことで、期待に沿った展示会ブースを実現できます。

まとめ:費用を抑えるために

展示会ブースの費用管理では、出展目的を見失わないことが最も重要です。
コスト削減を意識しすぎると、本来の目的である商品PRや集客効果が損なわれる可能性があります。
費用を抑えるポイントは以下の3つです。

  • ・早期の計画立案と予算設定
  • ・レンタル品や再利用可能な資材の活用
  • ・適切な展示会業者の選定

展示会出展では、費用対効果を意識しながら、魅力的なブース作りを目指すことが成功への近道となります。

展示会ブース制作・装飾・デザインなら株式会社TRAアート